ピアサポートはじめました!

障害者サポートセンターあすかでは相談支援専門員にピアサポーターを配置しています

 

ピアサポート・ピアサポーターってなに?


障害のある人自身が、自らの体験に基づいて、他の障害のある人の相談相手となったり、同じ仲間として社会参加や地域での交流、問題の解決等を支援したりする活動のことを「ピアサポート」、専門の講習を受けピアサポートを行う人たちのことを「ピアサポーター」といいます。

 

ピアサポートとは「障害者の立場に立った効果的な支援」


厚労省はピアサポートについて、「自ら障害や疾病の経験を持ち、その経験を生かしながら、他の障害や疾病のある障害者のための支援を行うもの」としていいます。ピアサポートは、令和3年度より地域移行支援や地域定着支援、自立生活援助、計画相談支援、障害児相談支援において導入されています。
これらのサービスにおけるピアサポートの導入について厚労省は、利用者と同じ目線に立って相談・助言等を行うことにより、本人の自立に向けた意欲の向上や地域生活を続ける上での不安の解消など、特に利用者に対する支援の効果が高いと示しています。
また、厚労省ではピアサポートを事業内容に取り入れる要件とし以下の点をあげています。
・ピアサポートの専門性の確保の観点から、事業所において直接的にサービスを提供する障害当事者である職員が「障害者ピアサポート研修」のうち「基礎研修」及び「専門研修」を修了していること。
・ピアサポートの適切な活用及び配慮の観点から、事業所の管理者又は障害当事者以外のサービスを提供する職員が「障害者ピアサポート研修」のうち「基礎研修」及び「専門研修」を修了していること。
・事業所全体の支援の質の向上を図る観点から、研修を修了した障害当事者である職員や管理者等が、事業所内の他の職員に対する研修の実施等を行うことにより、事業所全体として障害者の立場に立った効果的な支援につなげること。
障害者サポートセンターあすかでは、この要件を満たし(経過措置も含む)ピアサポートに取り組んでいます。
(※令和6年3月31日までは経過措置として上記の条件が緩和されており、研修を受けた「管理者」等を置かなくてもいい他、「障害者ピアサポーター研修」でなくとも都道府県や市町村が定めた研修でも構わないとなっています。)