(1)基本方針
当法人は、障害を持っていても地域社会の一員として当たり前に受け入れられ、生活し働き、共に働く喜びを感じることで生活の質の向上を図り、地域の中で暮らしていけるようにサポートすることを目的とし、平成27年4月より会津若松市を中心に障害者総合支援法、児童福祉法に基づく指定特定・指定障害児の相談支援事業を行い、障害を持たれている方に対し適切な福祉サービスを提供しています。そして、平成28年4月1日には新たな事業として生活介護事業所あすかを開所いたします。
(2)施設概要
① 事業の目的
・常時介護を必要とする障害者の方に、入浴や排泄、食事等の介護や、創作活動、生産活動等の機会を提供します。
・障害者の方が自立した日常生活や社会生活を営むことができるよう、生活能力の向上のために必要な訓練等を行うことを目的とします。
・社会に貢献でき健康で長生きのできる心と身体を身につけて行くことを目指します。
② 利用される方
・18歳以上で障害程度区分が3以上の知的障害、精神障害の方
③ 定員
・20名
④ 利用できる日
・月曜から金曜まで
⑤ 利用時間
・午前9時から午後4時30分まで(※送迎時間は含みません。)
(※利用される方のご都合に合わせて利用日や時間をお選びいただきます。)
⑥ 休業日
・土曜、日曜、祝日、お盆や年末年始期間
(3)運営方針
①生活介護事業所あすか運営マニュアルに基づいて介護・訓練を提供します。
②生活介護事業所あすか支援計画にそって介護・訓練を提供します。
③介護・訓練の提供にあたっては、利用される方の意思および人格を尊重し、人権の確保を図るとともに、快適な援助が提供できるよう、細心の注意を払います。
(4)目標
①職員が一丸となり、達成感や自信を引き出せるよう支援を行います。
②温かい心のこもった関わり、介護が出来るよう努めます。
③利用者が安心して通所できるよう、常に安全で明るく清潔な環境を作り、職員と利用者が信頼しあえる家庭的な環境作りに努めます。
①施設内外の各種研修等に参加し、知識、技術の向上に努め、統一した支援・質の高い支援が出来るよう努めます。
⑤農作業や軽作業、創作活動や生産活動等を通して日中活動の充実を図り、自分のもてる力が発揮できるよう支援します。
⑥利用者一人ひとりの障害の状態をよく理解した上で、健康で長生きのできる心と身体を身につけて行くことを目指します。
(5)事業内容
①食事・入浴・排泄等の介護、日常生活上の援助
②農作業や軽作業等の生産活動や創作活動の機会の提供
③身体能力、日常生活能力の維持・向上のための援助
④季節行事などの活動
(6)希望により受けられるサービス
①送迎…必要に応じ生活介護事業所あすかから、おおむね往復
1時間程度の場所まで送迎します。(遠方の方はご相談に応じます)
②食事…昼食を提供します。
③入浴…一般浴槽を使用しての入浴ができます。
(7)活動内容
午前
~9:00 | 9:00~9:15 | 9:15~9:35 | 9:35~10:15 | 10:30~12:00 | |
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登所 | バイタルチェック | 朝礼 | 体操 | 休憩 | ウォーキング等 |
健康状態を確認します。 | 1日の日課の確認などをします。 | ストレッチ体操などをして体をほぐします。 | 天候や季節によって適切な運動をします。 |
午後
0:00~1:15 | 1:15~3:00 | 3:10~4:10 | 4:10~4:30 | 4:30~ | |
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昼食・休憩 | 創作活動 | 休憩 | 入浴・日記 | 終礼 | 退所 |
季節の食材を使ったお弁当を提供します。 | 農作業や和太鼓工芸などの活動をします。 | その日のできごとを日記にします。 | 帰りの支度をします。 |
(8)年間行事予定
4月 | 5月 | 6月 | 7月 |
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お花見 防災訓練 |
遠足 | 開所式 防災訓練 |
磐梯山登山 |
8月 | 9月 | 10月 | 11月 |
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猪苗代湖デイキャンプ 防災訓練 |
運動会 | 鶴ヶ城マラソン大会参加 防災訓練 |
収穫祭 |
12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
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クリスマス会 防災訓練 |
新年会 | 節分 防災訓練 |
文化祭 |
(9)職員研修の充実
・職員の資質向上を図るため積極的に研修会に参加します。また、内部研修、ケース会議に関しても体系化し職員の資質と専門性の向上を目指します。
(10)危機管理計画
①管理者は、防災管理について必要な事項を定め、火災、震災、その他の災害から利用者、職員、その他、施設に出入りする全ての人の身体の保護安全を確保できるよう年6回(偶数月)に防災訓練を行います。
②計画的に防災設備の確認・改善等々防災教育を行います。
(11)安全事故防止計画
①ヒヤリ・ハット、アクシデント等の報告書を提出し、分析を行い、事故の再発防止に取り組みます。万が一、事故があった際には、早急に家族等に連絡をし、迅速な対応を行います。
②家族からの要望や苦情などの声をもとに施設全体でサービスの向上に努めます。また、ヒヤリ・ハット、アクシデント等報告書の分析や事故防止対策委員会を定期的に開催し、結果を基にヒューマンエラーを可能な限り防止すると共に、利用者の安全管理を徹底します。
(12)苦情処理の充実
①定例会では利用者・職員等でサービスの内容及び苦情処理について話し合い検討しあいます。
②第三者委員との連携を図ります。
(13)虐待の防止
・利用者等の人権の擁護、虐待防止等のため、責任者を置く等必要な体制の整備を行うとともに、成年後見制度の利用促進、職員に対し研修を実施するなどの措置を講じます。
(14)秘密の保持
①個人情報は、「個人情報保護法」の趣旨をふまえて、保護・共有します。
②個人情報の利用目的については、契約書等に記載すると共に、説明し、同意を得ます。
③個人情報の利用目的に関して文書を施設内に掲示し明確にします。
(15)アクセスとお問い合わせ
生活介護事業所あすか
〒965-0005
福島県会津若松市一箕町大字亀賀字藤原260-2
TEL 0242-93-5262
FAX 0242-93-5263